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鹿野FCスタイル

2023.05.23

コロナ禍が明けて、以前に戻すものも含めて新しいスタイルの構築に、改めてサッカーノートを読み直してました。
そこで気付いたことを、今の鹿野FCの選手となった選手たち、鹿野ファミリーの皆さんにも伝われば良いなと記します。

約10年前から始めた…
「あんなに自分は走れないから選手たちをリスペクトだ!」のベンチに戻ってくる選手をコーチ陣がハイタッチで迎える所作。
⇨今ではベンチ総出で行うことが当たり前に。テントに引き上げてくる時に応援してくれた鹿野ファミリーとすることも。

「フィールドには神様がいるぞ」とコートに入る際に個人的に挨拶をして入っていた所作。
⇨今では、ハーフタイムのシュート練習の時にさえも全員大声で「お願いします!」と入るように。入る時、出る時にお辞儀をする選手も多々。

「お願いします!」「ありがとうございました!」試合開始や終了のホイッスルの後に個人的に相手ベンチ、審判団へしていた挨拶。(コロナ前は握手をしにいったりも)
⇨今では、ベンチに戻る道すがら、選手たちが自ら相手選手、相手ベンチ、審判団に声を掛けるように。

「鹿野トルメンタ・トレイン」は、某高校の試合を見ていて衝撃を受けつつ、これをアレンジして小学生年代に落とし込んでセットプレーをすることの大きな利点に気付きました。
約2年前のU-12(現中学2年生)で導入しようとしたのですが、男子には受けが良かったのですが、女子たちには最上級に受け入れられず…女子たちがトレセンの大会で不在の年明けのある大会で、テンションMAXの男子選手たちで行い、それまで一度も決めたことのなかったコーナーキックからのゴールがドンピシャで決まり、同時に採用も決まりました。
昨年、新人戦県大会の決勝リーグやプレミアリーグ1部参入戦などの重要な場面でも決まっていて、年間のセットプレーからのゴール数が数十倍に膨れ上がってます。もはや鹿野FCの武器ですね。
利点と基本的な動きのみヒントとして伝え、あとは選手たちで話し合って料理し、毎回、どんな料理が出来あがるか楽しみにベンチから観てます。

他にもたくさんあったのですが、長くなるのでこの辺で。
今回挙げたセットプレー以外の3つは、やるように伝えたのではなく、選手たちから自発的に行動が始まり、次代へと自然に引き継がれ、長い年月をかけて今の形になっていったもので、他チームでも見られるようになってきました。
鹿野イズム・鹿野スタイルについては、今、当たり前にやっている行動・所作について意味を持って、都度、選手たちには伝えていきたいと思います。